こんにちは。
SISeI合同会社 代表の井坂です。
前回起業の経緯を話しましたが
今回は
動画の仕事をどう覚えたか
どうやって仕事をとっていったか
などを
書いていきたいと思います。
最初は友人の伝手で
ある会社に属して動画を作っていました。
その会社は映像とは全く関係のない
事業をしていたのですが
面白い会社ということを広めたい
ということで毎日面白動画を
作っていました。
MACも1台与えられ
会社に一眼レフもあり
ものすごい贅沢な状態でした。
しかも横に座っていたのは
デザインができる人。
ちょっとしたロゴなどを横から頼むと
すぐに作ってくれるような
素晴らしい環境でした。
そこで企画案をガツガツ出され
「こんな感じでできない?」
「…どうやってやるのそれ。。。」
を考えながら調べて、工夫して
ガツガツ作っていきました。
その会社には約1年いましたが
卒業することになり
そこからは本格的に
自分で仕事を取り始めました。
どんな営業をすればいいのかなど
全く分からずに、ひたすら人に会って
動画作れます!
動画屋さんです!
を連呼してました。
でも結局それが大事で
「この人は何屋さん」
という印象を持ってもらうのが
すごく大事なんですよね。
この時期はたくさん名刺を交換しましたが
名刺に色んなことが書いてある人
結構いました。
そしてその人は、結局何をしているのか
何屋さんなのか分からず
二度と連絡も取りませんでしたね笑
というわけで少しずつ声がけしてもらい
価格のつけ方もよく分からずに
安くてもいいからひたすらこなしました。
独学で、誰からも習わずに始めたので
現場で覚えることがほとんど。
ホワイトバランスの意味すら分からずに
カメラを持っていました笑
一度、ものすごくベテランの
カメラマンと会った際は
弟子入りという訳ではないですが
タダ働きでいいので
こき使ってくださいと頼み
スタジオなどに連れていってもらいました。
三脚の開き方も分からないで
かなり迷惑をかけたと思いますが
丁寧に優しく教えてもらい
あの時の現場は今でもすごく覚えています。
そんな感じで、現場で覚えながら
数をこなしていきました。
ここで、面白かった仕事の経験を
いくつか紹介します。
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①DJの撮影
都内のクラブでMVの撮影の依頼があって
現場に行ったらカメラマン6人?w
で、最後の編集が自分。
みんなメーカーもバラバラだし
撮り方も自由すぎて
色合いも合うわけがなく
本当に編集が大変でした。
でも、その後は気にいってもらえたのか
香港、台湾、韓国
でも撮影させていただきました。
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②スペイン行ける?
同業の映像制作会社から
突然電話があって出てみると
「3週間後にスペイン行けない?」
嘘でしょ。え?本当?
しかもたまたま空いてる!
ただ、一人では無理な撮影だったので
友人のカメラマンに電話
「スペイン行きません?」
自分とほぼ同じ反応してた笑
というわけで3泊5日の弾丸で
スペインまで撮影に行ってきました!
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③セミナー撮影を終えると
ある経営者団体に所属して
広報部を担当し
毎月のセミナー撮影を
していた時期がありました。
その日も撮影が終わり
カメラを片付けて
懇親会が始まると
「カメラマンの方ですよね?
今会社で動画が欲しくて
相談に乗ってもらえませんか?」
すかさすOKの返事。
それなりに有名な会社の社長さんです。
後日打ち合わせをして
制作が確定したところ
イベントも重なって追加も入りました。
どこで何が起きるか
分からないものですよね。
という感じで
友人の紹介や奇跡的な出会いなどで
仕事が増えていきました。
コロナ化では色々大変でしたが
次回はその辺を書いていきたいと思います。