カレー

2019年4月28日 | 歴史・文化

みんなに愛されているカレー。
今や世界的に人気のある料理ですが、日本にはどのようにして伝わってきたのでしょうか?

カレーは18世紀、インドからイギリスに伝わりました。イギリス人の船乗りは航海中にシチューを食したかったが、当時は牛乳が長持ちしないとの理由で諦めるしかなかったようです。しかしインドでカレーの存在を知って、牛乳のかわりに日持ちのするカレーの香辛料を使って、シチューと同様の食材で作った料理をイギリス人の船乗りが考案。19世紀にイギリスで初めてカレー粉が作られました。もうひとつ、インドのカレーとのちがいは、小麦粉でとろみをつけたところです。

その後、明治時代に世界の文化が日本に積極的に取り入れられるようになり、イギリスからカレーが伝わりました。そのころの本には、カエルや長ネギを使うように書いてあり、今のカレーとはちょっと違うようです。

日本でも昭和の初めには、地方によっていろいろなカレーが食べられていました。

北海道 タコのカレー
福島県 ほっき貝のカレー
熊本県  馬肉のカレー

などなど。

ちなみにカレー消費量が日本一多いのは鳥取県だそうです。
何故なら鳥取県はらっきょうの生産地として有名なんですね。

身近なところでたくさんとれる野菜や魚、肉を使って、みなさんも自分だけのカレーをつくってみませんか?

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